こんにちは
今回の担当は大阪店の小滝です。
先週末行われました国際PNF協会ミーティングに5年ぶりに参加してきましたのでご報告させていただきます。
今回の開催地はお隣韓国。LCCであるPeachに乗っていくとなんと片道1万円で行けてしまいます
そんな韓国に世界中からインストラクターが集結し、PNFの国際会議が開かれました。
国際ミーティングは通常3日間開催され、
Instructor Day
(インストラクター、アシスタントが集まる日)
Business Day
(日本でいう総会の日)
Education Day
(会員以外も参加できるインストラクターによるプレゼンテーションの日)
で構成されます。
今回はさらに
Workshopの日が追加され、整形、中枢、小児など様々なセクションに分かれてのワークショップの日が設けられました。
様々な国から集まったインストラクターの話と実技が見れるということで大盛況だったようです。
さてこのミーティングの最大の目玉はInstructor Dayです。
ここ数年は世界共通のベーシックコースの教材を作る作業です。
今までは各インストラクターに任されていました。
それを共有化するのですから大変な作業です。
皆さん日本のインストラクターを考えてみてください。
市川繁之、松田現、勝浪省三、石井篤…日本人を見ただけでも相当個性派ばかりです
でも世界中を見回すと日本人ほど大人しい民族はいません。
と考えるとヨーロッパやアメリカのインストラクター達の自己主張を束ねるのは相当なエネルギーですよね。
案の定、熱い熱いディスカッションが繰り広げられました。
各言葉の定義づけに始まり、その単語に「s」は必要なのかどうかに至るまで、気の遠くなるような話し合いが続けられました。
もちろん通訳などありませんから私の頭は午前中ですでにオーバーヒート
午後からは英語がほとんど入力できなくなってしまいました
でも彼らのPNFに対する熱い情熱を感じれたことは私の今後のアシスタント活動に大きな影響を与えたと思います。
どんなに熱い会議をした後でも、飲み会になると皆で盛り上がれるのもディベート慣れした彼らのすごいところ。
日本人ではこんなに簡単に割り切れるもんではありません。
写真はドイツインストラクターが集結して歌だか叫んでんだかわかりませんが盛り上げっているところです。
実際現在の国際PNF協会をリードしているのは彼らドイツ人インストラクターの面々です。
さてここ10年プライベートでは海外に行ったことのない悲しい私ですが、仕事をがんばった同じ分だけ遊びも頑張るというポリシーを今回もきっちり果たしてきました。
韓国と言ったらやっぱり韓国料理ですね
実は韓国では、いわゆるラブホテルをシングルでビジネスホテルとして利用する方法があります今回関西から行った3名はそれにチャレンジ
多少気になるところはありましたがホテルのお兄ちゃんも親切に対応してくれましたし、なかなか快適でしたよ
皆さんも機会があればぜひチャレンジしてください。
たださすがに周辺環境は良くないので女性一人の利用はお薦めできません。
さて話を戻すと今回泊まったホテルの周辺は日本人の観光名所「明洞」から離れた全く日本人がいない地域。
しかも食堂に入っても日本語も英語も全く通じません。
おかげでほんまもんの韓国料理をたっぷり堪能できました
日本に帰ってくると靖国問題で韓国で規模の大きいデモが行われているとの報道。しかし政治は政治。
韓国人しかいない食堂街でも私たち日本人を見て誰一人嫌な顔をする人はいません。
それどころか韓国語が話せない私たちが訴えることをわかるまで付き合ってくれました。
行くたびに好きになる韓国。
ぜひ皆さんも行ってみてください。
さて国際ミーティングに話を戻すと、
来年はギリシャ
再来年はアメリカのKaiser Foundation Rehabilitation Center(PNF発祥の地)
その次はドイツ?が候補
で開催予定です。
国際PNF協会認定インストラクターとはただPNFを教えるだけの人たちではありません。
ちょっと怖い人もいるけど…まさに世界中を旅して様々な考えや文化を吸収して生きる旅人なんだと私は思います。