PNF研究所

本日は御茶ノ水より笹井が担当させて頂きます。

 

前回の私は、女性ホルモンには

エストロゲンという代表的なホルモンがあるというお話をさせて頂きました。

本日はそのエストロゲンがどんな変化をしていくのかについて、少しお伝えできたらと思います。

 

女性の一生の中でのエストロゲン分泌量を図に表したものです。

 

 

 

10代前半の初潮(生理のはじまり)とともにエストロゲンは体内で分泌されるようになり、

20代〜30代で分泌量のピークを迎えます。

そして年齢があがると共に分泌される量は減っていきます。

45才〜55才あたりでの閉経を境として、さらに低下していきます。

 

そしてその約前後5年間の事を更年期といいます。

日本人の平均閉経年齢は50歳といわれているそうです。

 

このエストロゲンの分泌量が急に低下する事が体内のホルモンバランスを不安定にし、

更年期障害と言われる色々な症状を起こすと言われております。

(ちなみに出産後も一時的ではありますがエストロゲンは急激に低下するそうです。

妊娠・出産に関してもまたいずれお伝えできたらと思っております)

 

エストロゲンの働きの一つに「骨を丈夫に保つ」という働きがありました。

エストロゲンには骨の吸収を抑えて形生を促す働きやカルシウムを骨に取り込む働きを助けています。

その為、エストロゲンの分泌量が減るという事は体の中で骨が作られる働きが下がり、

よく耳にする骨粗しょう症という事に繋がるのです。

 

この骨粗しょう症と運動に関して、

閉経後の女性の運動は筋肉、体力の維持と共に骨密度を維持するために効果的であるとも言われております。

すべてが運動で解決する事、運動さえしていればOKという訳ではないとは思いますが、

運動不足ぎみと感じる方は少しずつでも運動に取り組んでもよいかと感じる今日この頃です。

 

自分自身が運動不足ぎみだと感じるため、私も少しずつまずは柔軟体操あたりから…運動していきたいと思いました…

 

お読み頂きありがとうございました

受付時間:9:30~19:00

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