こんにちは。
田園調布、近藤が担当いたします。
みなさんは、プレッシャーにどう対処していますか
原稿の締め切り間際なのに案が浮かばなかったり、がんばっているのに結果がでない、セラピストの皆さんだと、自分の見解とお客様の反応の違いに焦ったり、目的と違う変化がでたり。
日常の中で誰しもが感じるプレッシャー。
ちょっと心身が弱ってると、プレッシャーに負けちゃったときの自己嫌悪感、喪失感、たまらなくなります。
ジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」の作者、エリザベス・ギルバートがNHKの「スーパープレゼンテーション」で面白い解決法を披露していたので、紹介したいと思います。
「食べて祈って恋をして」
彼女は「食べて、祈って、恋をして」の後、これ以上のヒット作を書くのは大変ですねと周囲からプレッシャーをかけられ、自らも追い込まれていました。
心のどこかでこれ以上の作品を書くことはできない、ともわかってはいましたが、書けませんとはいえない。
クリエイターに苦痛はつきもの、自分の才能に殺されてしまうのも仕方ない、そんな常識化してしまっているクリエイティブの世界はおかしい生き続けるべきと、彼女は調べました、探しました、創作による苦悩からの開放方法を。
ヒントは古代ギリシャ・ローマにありました。
古代ギリシャ人は創造の精霊をダイモンと、ローマ人はジーニアスと呼び、創造は個人ではなく精霊の仕業と考えていました。
「天使」
どんなに立派な作品でも自分の力だけではない、霊が助けてくれたものと驕ることはありませんでした。
失敗しても自分だけのせいじゃない、ジーニアスが駄目だったんだと。
※天才って英語でgeniusなのです。
しかしルネッサンスが全てを変えた、世界の中心に人間をおくことで、霊は消え去った。
人間が中心になることで才能ある芸術家が自ら命をたったり、ドラックや酒に溺れることになる。
非科学的ですが、こんな話もしていました。
詩人ルースストーンは畑仕事をしているとき、大地の向こうから地響きを鳴らせながら詩がやってくるのを感じた。
家に向かって走った。ペンを持った瞬間、詩が体を通り抜けるのを感じた、書き取れなかった詩は次ぎの誰かを探しにいったんだ、と。
「ルースストーン」
ミュージシャントムウェイツは、車の運転中に音楽が聞こえてきた。
しかし、運転中なので手は離せないし、書くもののない、焦った彼はどうしたか、窓を開け空に向かって叫んだ。
「なあ、運転してるってわからないのかい出直してこい
でなければ他をあたってくれレナードコーエンにでも」
「tom waits」
エリザベスは新作を執筆中、行き詰まると声をだして言うそうです。
「ちょっと、これがイマイチでも私一人の責任じゃないわよね
全力投球なのはわかるでしょ
これ以上無理。よくしたければ役目を果たして。」
彼女は言います。
「力が借り物だと思えば、全てが変わる。
のまれそうになった時、恐れない、ひるまない、やることをやるだけ、結果を気にせず続けよう。
あなたの努力に対し、一瞬でも奇跡を見せてくれたらオーレ」
クールですね~こんな解決法
私はこのプレゼンに大変助けられました。
みなさまのプレッシャーに少しでも参考になれば幸いです。
この他にも「やる気の謎解き」や「魔法の洗濯機」など面白いプレゼンがたくさんあります。
Eテレ「スーパープレゼンテーション」ぜひご覧ください。
「jyo ito」