こんにちは、御茶ノ水所属の山谷です。
本日のタイトル『Get Smart (それ行けスマート)』は1960年代アメリカで製作され、日本でも放送されたTVドラマです。
私は子供の頃から外国のTVドラマが大好きでした
『海底大戦争 スティングレイ』、『ジョー90』、『サンダーバード』や『キャプテン・スカーレット』などの子供向け特撮人形劇番組から、『チンパン探偵ムッシュバラバラ』、『わんぱくフリッパー』や、『謎の円盤UFO』など、どれも未だにしっかりと記憶に残っていますが、その中でも『それ行けスマート』(邦題)は特に好きで毎回見ていました
内容はドン・アダムス演じる秘密諜報機関のスパイエージェント86ことマクスウェル・スマートが巻き起こす、ドタバタスパイコメディといったところでしょうか。
さて、この”スマート”という単語ですが、スマホがスマートフォンの略なのはもちろんご存じでしょうが、日本では永らく”見た目がすらっとほっそりしている……”というような意味で使われてきたように思います。
しかし英語の”smart”にはほとんどそのような意味は無く、「頭が良い」とか「賢い」とか「気の利いた」といったような意味で使われることが多いようです。
ですからスマホは「賢い電話」となるわけで、決して「細身の電話」とはなりません(確かに細身ではありますが)。
今年の流行語にはノミネートされていませんが、「スマートホーム」や「スマート家電」といった言葉は聞いたことはありませんか
iPhoneをお持ちの方なら「Hey,siri!」、アンドロイドをお使いの方なら「OK,Google!」を使って、検索をしたりアプリを立ち上げたりしたことはありませんか
また、テレビCMなどで「アレクサ、~をして」といったフレーズを聴いたことがおありでは
このあたりが「スマートホーム」や「スマート家電」への入り口となるところで、これらのフレーズを使ってそれに対応した家電などを遠隔で(他の部屋や外出先からでも)操作したり、必要な情報や映像、音楽などをほぼ無限に手に入れることを可能にする方法なのです。
端的に言えば、外出先から家のエアコンやTVをつけたり消したり、温度をモニタリングして調節をしたり。
「おやすみ」とひとこと言うと部屋の電灯とエアコンとTVを一斉に消したり。
カーテンやシャッターを時間設定をして開け閉めし、防犯対策にも役立てたり。
「80年代の洋楽をかけて」で、自動選曲された音楽を一日中かけてくれたりもします
新たに専用の家電などを買い換えなくても、今現在使用している家電が赤外線リモコンで操作するものであれば1万円もかけずに3~4部屋くらいであれば、すぐにでもスマートホーム化できますよ
「ものぐさだ」とか「そのくらいの事がめんどうなの」と言わず、真夏に帰宅して玄関を開けたらすでに室内はヒンヤリしていたり、真冬はホカホカだったりしただけで、結構幸せを感じたりしますよ
キッチンで「5分のタイマー」と声をかければ手を止めずに料理が続けられたり、身体に不自由がある人にもたくさんの恩恵をもたらすことが可能だと思います
ここに書いたことはスマートホーム化のほんの一端で、人それぞれに必要なことや情報に対して、ほぼ無限といって良いほどに対応ができると思います。
知り合いは「それなら、ウチで飼ってるワンちゃんが留守番している時でも、エアコン調節してあげられる」と、早速導入したらしいです。
最初の導入や設定にほんの少しの手間はかかりますが、スマホのWi-Fi設定をしたことがある人なら可能なレベルのことです。
本当に数年前だったら考えられないようなことが可能だったりしますので、ぜひお正月休みなどを利用して「スマートホーム」を検索してみたら如何でしょうか
そして、ぜひ私にも面白い使い方を教えて下さい。m(__)m
平成で始まり、令和で終わる2019年。
2020年がみなさまにとって良い年になりますように
May the force be with you.