田園調布、鍼灸マッサージ師の近藤です。
先日東京現代美術館へいってきました。
どうしてもみたいものがあり行ってきたのですが、想像以上にじわじわと沸いてくるものがあり大変おもしろかったので、ちょっと異色ですが紹介したいと思います。
それは「うさぎスマッシュ展」。
個人的には応援するスプツニ子!の作品をみにいったのですが、それ以外の作品がとてもおもしろかった。
まず300円で男子的には罰ゲームてきなうさちゃんイヤホーンガイダンスを借りて・・・
(誰もしていなかったな~)
まずはレアンドロ・エルリッヒの《ロスト・ガーデン》
どこの方向の窓をみても、うさ耳のわたし。
不思議な国への入口ってことかな。
リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレンの《ライフ・サポート》
うさぎを追いかける犬肺機能を、病をもつ人間の身体機能の代わりに利用するという作品。
人間社会において動物がどのようにモノとして扱われているかという問題をラディカルな発想で提示し、人間と動物の共生のあり方を問い直している。
他にも糖尿病患者の透析を羊を介して行う装置も。
一見ただの白い壁。ただ嗅いでも匂わないのだが、手を壁にあてるとあら不思議匂ってくる(体温に反応して匂うシステムらしい)
これは世界中の国や町やあらゆるものをにおいで分けてみた、という作品。
これは便。
ある飲料を飲んで便をすると色が付着する。
赤だと糖尿、黄だと肝硬変、といった病気を日常の中で発見できるといった発想の作品。
他に水疱瘡菌を仕込んだテディベアのおもちゃ《ポックス・テディ》も興味深かった。
テディベアの表面に極微細な注射針がついていて、恐怖心や痛さを感じることなく、子供が触って遊んでいるうちにゆるやかに水疱瘡に感染し、知らないうちに免疫ができるというもの。ウィルスとの新たな関係をデザインしているもの。
私が一番時間を費やし見入った作品がこちら
クラシックの流れてるスピーカーの下でこの映像をみるのだが、みればみるほどツボにはまってく。
白鳥の湖を二台の散布車が弧を描きながら自由自在に散布する作品。
やるなら楽しくって発想。
いかがでしたでしょうか。
他にも最先端テクノロジーとアートを駆使した作品やデータを視覚化したものなど、すばらしい発想のもとそれを形にしたものがたくさんありました。
たまにアートに触れ合うのもいいものですよ