皆様、連日のコロナ報道に先の見えない不安と、いつ隣り合わせになるかわかならい恐怖とで心身ともにお疲れではないでしょうか。
そんな中、今回は西宮店の小滝より、前回のツボの話に引き続き誰でも簡単にできる免疫力の高め方をご紹介します
その方法は…
ずばり「日光を浴びる」です。
えそんなことで
と思われるかもしれませんが、この日光浴には計り知れない効果が確認されています。
日光浴の方法
朝起きたらまず窓を開けて日光を浴びる。
窓を閉めていると紫外線が浴びれませんので窓を開ける、または外に出ることがポイントです。
朝は時間がない方も多いので30秒~1分程度でも大丈夫です。
まだ暗い時間に起きられる方は朝日が出たら浴びてください。
もし外出できる状況であれば、日中、1日15分~30分程度、1週間に3日程度、日光に浴びる時間を確保する。
もちろんベランダや窓を開けた室内で日に当たるものOK。
その時間は日焼け止めやUVカットのクリームを使わないよう。
冬季の肌の露出は顔と手が出ていればOKです。
日光浴の注意事項
◯血圧の変動に注意
冬季は部屋の中と屋外との温度差が大きいので特に朝起きた時にベランダなどの外へ出る際には暖かい服装で出てください。
◯紫外線の浴びすぎに注意
上記以外の時間帯には、UVカットクリームなどを用いて紫外線の浴びすぎを予防しましょう。
◯皮膚に問題がある方は医師に相談を
日光浴による効果
1)体内リズムを整える
人の場合、体内時計が24時間よりも10分から15分程度長いと言われています。
これを調整するのが朝の太陽光です。この調整が上手くいかなくなると、ガンの発症リスクが高まる、寿命が短くなる、不妊症になりやすい、交感神経による免疫制御機能が低下するなど様々な弊害が起こります。
特に加齢とともにこの体内リズムを調整する機能そのものが低下するため毎朝の日光浴は欠かさず行いたいですね。
余談ですが体内リズムを整えるとダイエット効果があることが判明しています。
2)ビタミンDの生成
ビタミンDはカルシウムの生成、自己免疫の強化に繋がります。食事から摂取できるカルシウムは生体に必要なカルシウム量の10%と言われており、ほとんどが太陽光を浴びることで生成されます。
日光浴不足によるビタミンDの生成不足は赤ちゃんにも影響を及ぼすと言われています。
3)セロトニンの分泌
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、やる気や幸福感につながるとても大切なホルモンです。
セロトニンの分泌の低下は慢性的ストレスや疲労、イライラ感、意欲低下、不眠などの症状を引き起こします。不安を感じすぎるとそれ自体が免疫を下げると言われています。
また朝起きてもグズグズしてしまう原因の一つとも言われます。セロトニン分泌のゴールデンタイムは起床から30分以内に太陽光を浴びることです。これにより頭がスッキリし、前日の疲れも取れやすくなります。私も実践していますが、とても気持ちよくなれますよ
以上のように、ただ日光を浴びるだけ、明日の朝から(晴れればですが…)ぜひ実践してください
西宮も季節は春を迎えていますが、コロナとの闘いはこれからが本番です。
恐怖に怯えているだけでは勝てません。
本当の春を迎えるためにも積極的な予防対策をとってこの危機を一緒に乗り越えましょう