みなさん、こんにちは
今回は大阪支店の小滝が担当させていただきます。
今回ご紹介するのは、今や世界的人気を誇る日本マンガの代表格とも言える皆さんもご存じの「ONE PIECE」についてです。
なんでマンガやねんと突っ込みをくらいそうですが、ここでは、
「ルフィと白ひげ
信頼される人の条件
ONE PIECEに学ぶ希望を運ぶリーダーシップ」
という本をご紹介させていただきます。
ドラッガーがアニメになってしまう時代ですから驚くことでもないのですが、関西大学社会学部の教授が書いている大真面目な本です。
ワンピースの世界では、大きく分けて3つの組織構造が存在します。
階級構造-海軍
疑似家族構造-白ひげ海賊団
フラット構造-麦わらの一味
は組織化された強烈なトップダウン式のリーダーシップです。
一見悪いようですが、どんな障害があっても前へ前へと推し進める強い意志と、有無を言わさずに部下を引っ張るカリスマ性を兼ね備えたリーダーと言えます。
は親分肌タイプのリーダーシップです。
どんなときでも家族のように部下を守るタイプのリーダーですが、トップダウンという意味では古典的リーダーシップに近いかもしれません。
相手の存在を全肯定できる大きな懐を持ったリーダーと言えます。
のフラット構造のリーダーとはどのようなものでしょうか。
中心的なリーダーは存在するものの置かれた状況によって、判断するにふさわしい人が決定権を持っているという構造です。
明確な上下関係はありません。
一見リーダー構造としては問題がありそうですが、現在のような情報大爆発の社会の中ではこのように役割分担をしていくことで正確な判断ができるとされています。
どのような職種でもどのような職場でもすべての人がいずれは何らかのリーダーシップを発揮しなければなりません。
どのやり方にもメリット、デメリットは伴います。
今ある問題を解決するための最善のリーダーシップはって考えながら行動することが求められているのでしょうけど、本当に難しい問題ですね。
「ONE PIECE」にはいろんな形のリーダーシップ構造が登場します。
そういった視点で読んでみるとさらに面白さが深まりますよ
さて、まもなく日本のリーダーを決める選挙がやってきます。
皆さんはどんなリーダーですか
そしてどんなリーダーシップを政治家に求めますか